港南区工業会は横浜市港南区の活性化と発展のため、情報提供交換を業種の境を越えて行っております。
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工業会概要会長あいさつ

 
会長 笠原 節夫

  ご挨拶

 港南区工業会創立30周年を迎えました。
 この日を迎えるにあたりましては会員企業の皆様方のご支援ご協力と各界各方面の皆様方のご支援ご指導を頂きましたお陰の賜物と深く感謝申し上げます。
 昭和56年12月16日、港南区工業会の名称は仮称としてスタートしました。
昭和44年南区から分区、当時港南区には概ね300の工場があった時代。人口の流入著しい港南区に立地する工場は、地域社会との融和や公害問題等と、経営を取り巻く環境は厳しさに向かっていった住工混在時代の始まりでした。
 設立趣意書では『住工混在地域による工業立地環境の悪化を一社のみの力では対応しきれない問題の山積する中、地域の工業人が協力団結し、経営、立地、社会的な面における、工業の存立基盤の確立を目指す』とうたわれています。


 地域に集うには会の基盤づくりが一番で「中小企業経営をめぐる諸問題とその対応」や「融資制度」等のセミナーを開催し、組織づくりは地区別で懇親を深めていかれた先輩諸氏の活動が今日の基盤となっております。
 30年後の今日、人々の価値観は多様化し、生活はアナログからデジタルへ、ITの発達で瞬時に全世界へ情報が流れる時代となり、加えて人口は少子高齢化の時代へ突入と、その変遷は凄まじく、上大岡の街も高層ビルが林立しております。


 バブルに踊り踊らされ、崩壊後の不景気、地上げ屋問題、リーマンショックとそのあおり、企業の海外進出による空洞化問題、円高経済等々、人的根拠あっての事に振り回され回復の兆しのない経済状況下、抱える悩みは30年前と異なってはいるものの、経営者を取り巻く環境の厳しさは尽きる事がありません。
 加えて自然の脅威への直面。今年の3月11日の大震災と福島第一原子力発電所の事故と風評被害。半年たっても復興の手は十分に至らず原発事故の終息も見えない状況下です。
 大惨事に直面した国家的危機の中、我々は今何をすればいいのかできるのか、この時代に生きる人間として大きく問われています。その答えは多分大方の良識ある人間一人ひとりの心の中に秘めているのではないでしょうか。人を思う事、自分の持ち場で励むこと、連携すること、長期的展望を視野に入れたビジョンで希望を持つ事、その思いを実践し結集する事だと思います。どんな時代にあっても「人」ではないでしょうか。


 この会にあっても、会員一人ひとりの個性の尊重と会員間の和と輪で共存共栄する、会員のための会である事は、創設時と何ら変わることありません。『温故知新』の意味するとおり、古きを尋ねつつ又新しい時代に即して発展し、「人」を大切する事を忘れない会として年輪を紡いでいくよう努力してまいります。
 今日ここに集います会員各企業の皆様方のご健勝と更なる発展を祈りますと同時に、各界の皆様方から今後とも当会へのご支援ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。

2011年10月

 



 

 

 
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